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【水戸市版】不動産を相続する際に、相続放棄を検討した事例

【水戸市版】不動産を相続する際に、相続放棄を検討した事例

水戸市における、「不動産を相続する際に、相続放棄を検討」し解決するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

1.東京都にお住まいのA様が「相続放棄をしたことで、負債を引き継がずに済んだ事例」

1.東京都にお住まいのA様が「相続放棄をしたことで、負債を引き継がずに済んだ事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 水戸市千波町 種別 一戸建て
建物面積 85.02㎡ 土地面積 112.84㎡
築年数 40年 査定価格 500万円
間取り 4LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は50代のA様です。
お父様がお亡くなりになり、A様は水戸市内にあるご実家を相続することになりました。
A様は現在、東京都のマンションにお住まいでご実家に移り住む予定はありません。
また、ご実家とともに多額の借金(1,200万円)も引き継ぐことになっていました。
A様は資金に余裕がないため、借金を負うのは難しい状況ですが売却益で借金を完済できないかと考え、ご実家の売却を検討しています。

解決したいトラブル・課題

課題
相続に多額の借金があるが、実家を売ってその売却益で全て返済できるなら売却したい。借金を負いたくない。

A様はご実家に借金の負債額を超える値段が付くのか査定してもらうために、不動産会社に相談することにしました。

不動産会社の探し方・選び方

A様は地域に密着した不動産会社の方が、地域性を考慮した最適な提案をしてもらえるのではないかと考え、ご実家の水戸市内の不動産会社をインターネットで探しました。
そのなかで

  • 売却実績が豊富で信頼できる

点を魅力に感じた不動産会社がありました。
A様は早速、連絡を取り、実際に相談することにしました。

A様の「トラブル・課題」の解決方法

A様のご実家を査定した結果、500万円という結果でした。売却できたとしても700万円以上の借金が残ってしまう計算です。
A様は借金を負いたくないとのことでしたので、相続放棄という選択肢があることをお伝えしました。

1.「相続放棄」とは

相続放棄とは、相続財産となる資産や負債などの権利や義務を放棄することです

相続放棄には以下のメリットとデメリットがあります。

【相続放棄のメリット・デメリット】

メリット
  • 負債を相続しなくて良くなる

借金や他の負債(滞納家賃、税金など)をすべて放棄することで、負担しなくて済む。

  • 遺産相続トラブルに巻き込まれない

相続人が複数いる場合、相続放棄を選択することで、遺産分割協議に巻き込まれることがない。

  • 相続にかかる手間やコストがかからない

不動産の名義変更や固定資産税の支払い、管理などの手間やコストがかからない。

デメリット
  • 資産も相続できなくなる

相続放棄をすると、マイナスの負債だけでなくプラスの財産も相続できなくなり、価値のある実家の土地や建物も手放すことになる。

  • 全員が相続放棄した場合のリスクがある

相続人全員が相続放棄すると相続財産管理人を選任する必要があり、その際に予納金が必要になるケースがある。

2.「結果」

A様は相続放棄することになりました。
弊社のサポートにより、必要な書類の準備や家庭裁判所での手続きもスムーズに進めることができました。
相続放棄により、A様は借金の負担から解放され、ほっとしたようです。

2.千葉県にお住まいのC様が、「不動産会社に相談したことで、相続放棄がスムーズ済んだ事例」

2.千葉県にお住まいのC様が、「不動産会社に相談したことで、相続放棄がスムーズ済んだ事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 水戸市塩崎町 種別 一戸建て
建物面積 132.58m² 土地面積 250.88m²
築年数 52年 査定価格 600万円
間取り 5LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

千葉県にお住まいの60代のC様です。
お母様がお亡くなりになり、C様と妹様はご実家を相続することになりました。
C様の妹様は実家のある水戸市内に住んでいることもあり、お母様の介護を一手に引き受けていました。
長い間負担をかけてしまった申し訳なさから、C様はご実家を妹様に譲るつもりでいるため相続放棄を考えています。

解決したいトラブル・課題

課題
実家は妹に譲る。妹も実家に住むか売るか分からないので判断材料として家を査定して欲しい。ついでに相続放棄を、手間をかけずに済ませたい。

不動産会社の探し方・選び方

C様は、ご実家にいくらの価値が付くのか査定してもらうため不動産会社に問い合わせてみることにしました。
そのついでに相続放棄についても相談できたら一石二鳥だと思い、相続不動産に精通した水戸市内の不動産会社をインターネットで探しました。
ホームページを見て

  • 「水戸市で相続時におすすめの不動産屋ランキング第1位」を獲得している

点に惹かれて不動産会社を選び、早速メールで問い合わせ実際に相談することに決めました。

C様の「トラブル・課題」の解決方法

ご実家の査定をさせていただくことに加え、C様は「相続放棄」について知りたいとのことでしたので、相続放棄の手続きの流れを説明しました。

1.「相続放棄」の手続きの流れ

相続放棄の手続きは以下の流れで行います。

【相続放棄の手続きの流れ】

1.

相続財産調査をおこなう
まず、遺された財産の内容を詳細に把握する必要があります。
不動産、預貯金、その他の動産や負債などをリストアップし、相続すべき財産の全体像を明確にすることで手続きが円滑に進みます。

2.

相続放棄の手続きにかかる費用を準備する
相続放棄の申立てにかかる費用は収入印紙代と、郵便切手代、戸籍謄本などを取得するための費用になります。
合計すると、1人当たり3,000円~5000円です。

3.

相続放棄の手続きの必要書類を用意する
相続放棄を申し立てるために必要な書類は以下です。

  • 相続放棄の申述書
  • 申述人の戸籍謄本
  • 被相続人の住民票除票または戸籍腑票
  • 被相続人の戸籍謄本

4.

家庭裁判所に相続放棄を申し立てる
全ての書類が揃った段階で、家庭裁判所に相続放棄を申し立てます。
この手続きは、被相続人が亡くなってから3か月以内に行う必要があります。

5.

家庭裁判所から照会書が届く
申し立て後、家庭裁判所から相続放棄の意思確認のための「照会書」が届くので、必要事項を記入の上返送します。

6.

相続放棄申述受理通知書が届く
家庭裁判所での審査を経て、相続放棄が正式に認められると「相続放棄申述受理通知書」が届きます。

注意すべき点としては、相続放棄は一度行うと撤回ができないことです。
C様には相続放棄して後悔しないかどうかを考えていただきました。

2.「結果」

C様の決意は変わらないとの事で、弊社と連携している司法書士のサポートのもと相続放棄を無事に済ませました。
妹様が今後ご実家の売却を考えるようであれば弊社を紹介していただけるとのことでした。

3.つくば市にお住まいのH様が、「相続放棄はできなかったが、買取してもらった事例」

3.つくば市にお住まいのH様が、「相続放棄はできなかったが、買取してもらった事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 水戸市元吉田町 種別 一戸建て
建物面積 90.25㎡ 土地面積 230.47㎡
築年数 51年 成約価格 330万円
間取り 4LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

つくば市にお住まいの50代のH様です。
3か月前にお父様がお亡くなりになり、水戸市にあるご実家の相続が発生しました。
しかしお仕事が忙しいため、管理もできず空き家となっていて、今後移り住む予定もありません。
今問題になっている老朽化していく空き家の事を考えると、このままにもしておけない状態です。

解決したいトラブル・課題

課題
相続したら今後起こるであろう空き家問題を一番簡単な「相続放棄」でトラブル回避をしたい。

H様は多忙なため、相続の手続きを何も行っていない状態でした。
財産は手に入らないが手続きは少なくて済む「相続放棄」が一番楽なのではないかと漠然と考えている状態でした。

不動産会社の探し方・選び方

H様は、手間をかけない方法として「相続放棄」が一番よいのか相談したいと考え、不動産会社に相談することにしました。
相続したご実家のある水戸内の不動産会社をインターネットで探し、そのなかで

  • 空き家の売却について詳しく説明したページがあり、空き家に知見がありそう
  • 士業とも連携しており、相続放棄のことも相談できそう

上記の2点に惹かれた不動産会社があり、話を聞いてみたいと思いました。
H様は早速電話で問い合わせ、実際に相談することを決めました。

H様の「トラブル・課題」の解決方法

まず、「相続放棄」は、思い立った時に誰しもができるものではありません。

1.「相続放棄」ができないケース

相続放棄ができないケースは以下の通りです。

【相続放棄ができないケース】

  • 相続放棄の期限を過ぎてしまった場合

相続放棄には「相続開始を知った日」から3か月以内の熟慮期間が設けられています。
そのため、期間を過ぎてしまうと相続放棄ができなくなります。

  • 被相続人の自宅に住んでいる場合

相続放棄は、プラスの財産も含めてすべて手放すことになります。
例えば被相続人と同居している場合、相続放棄すると住まいを失うことになるため、相続放棄ができないケースがあります。

  • 単純承認が成立してしまった場合

相続開始から3か月以内に相続財産の一部でも処分すると、相続放棄の権利を失い、
すべての財産を相続する「単純承認」が成立してしまうため、相続放棄ができません。

相続放棄は原則として「相続開始を知った日」から3か月以内に行うものです。
H様はちょうど3か月が経過したところでしたので、相続放棄という選択肢は残されていませんでした。

しかし相続放棄ができなくても、負担の少ない方法を知りたいとのことでしたので、弊社での「買取」もできると提案させていただきました。

2.「結果」

その後H様は「買取」を選択し、1週間でご実家を現金化することに成功。
思っていたほど手間をかけずご実家を処分できたことに加え、現金が入ったことに大変満足されている様子でした。