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【水戸市版】未登記家屋の実家を相続し、登記後に売却した事例

【水戸市版】未登記家屋の実家を相続し、登記後に売却した事例

水戸市における、「未登記家屋の実家を相続し、登記後に売却」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

1.水戸市にお住まいのY様が「相続した不動産が未登記家屋であり、不動産会社に相談して相続登記を完了し売却した事例」

1.水戸市にお住まいのY様が「相続した不動産が未登記家屋であり、不動産会社に相談して相続登記を完了し売却した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 水戸市河和田町 種別 一戸建て
建物面積 149.18m² 土地面積 268.24m²
築年数 35年 査定価格 970万円
間取り 4LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は、水戸市にお住まいの50代男性のY様です。
お父様がお亡くなりになり、水戸市内にあるご実家を相続されました。
しかし、相続手続きを進める中で、ご実家が「未登記家屋」であることが判明しました。

解決したいトラブル・課題

課題
相続した一戸建てが未登記家屋であったため、相続登記を完了し、売却まで進めたい。

Y様は現在ご家族と水戸市内のマンションにお住まいで、相続した実家を売却することを検討していますが、まずは未登記の問題を解決する必要があると考えました。
Y様は登記手続きを完了させた後、すぐに売却することを希望しています。
そこで、未登記家屋という特別な状況に対応できる、相続登記の手続きに詳しい不動産会社を探すことに決めました。

不動産会社の探し方・選び方

地元に根差し、相続に詳しい不動産会社を訪ねました。
Y様が重視したポイントは以下の通りです。

  • 相続登記の手続きに関して丁寧に説明してくれる
  • 複雑な手続きでも専門的な知識を持って対応してくれる
  • 相談しやすく、親身になってサポートしてくれること

Y様はこれらの要件を満たす地元の不動産会社を選び、依頼することに決めました。

Y様の「トラブル・課題」の解決方法

相続した不動産が未登記であることに不安を感じていたY様に、未登記家屋の登記手続きの流れと必要な書類について説明し、サポートしました。

1.そもそも未登記家屋とは何か

未登記家屋とは、建物が存在しているにもかかわらず、法務局にその家屋の所有権が正式に登録されていない状態の建物を指します。

通常、建物を新築・購入した際には、所有権を明確にするために建物の登記を行いますが、何らかの理由で登記が行われなかった場合、その家屋は「未登記」となります。

2.未登記家屋の登記手続きの流れと必要書類について

未登記家屋の登記手続きは大きく2つに分かれます。

①表題登記の申請を行う
まず、表題登記の申請を行います。
以下の主な書類に必要事項を記入し、未登記建物が所在する地域の法務局へ提出することで、表題登記をすることができます。

<表題登記に必要とされる主な書類>

  • 登記申請書
  • 印鑑証明書(相続人全員)
  • 戸籍謄本等(被相続人の出生から死亡まで)
  • 登録者変更同意書(相続人全員)
  • 建築確認通知書(検査済証)
  • 建物図面や各界平面図
  • 申請者の住民票
  • 相続に関する書類(遺言書、遺産分割協議書など) など

②所有権保存登記の申請を行う
次に所有権保存登記の申請を行います。
初めて行う登記が「所有権保存登記」です。
建物を引き継ぐ相続人の名義に登記しましょう。

<所有権保存登記に必要とされる主な書類>

  • 所有権保存登記の申請書
  • 住宅用家屋証明書
  • 申請者の住民票

参考:水戸市「登記のない家屋の所有者の変更について

3.「結果」

未登記家屋を登記するための手続きを弊社でサポートし、Y様は無事に登記が完了しました。登記が完了した後、家屋の売却手続きへと進みました。
結果として、6か月で買主を見つけ、無事に売却を完了することができました。

相続登記が無事に完了したことで、不動産の権利関係が明確になり、Y様も安心して次のステップに進めたことに満足しておられました。

2.水戸市にお住まいのK様が、「相続した不動産が未登記家屋であり、司法書士に任せて相続登記を完了させた後、買取してもらった事例」

2.水戸市にお住まいのK様が、「相続した不動産が未登記家屋であり、司法書士に任せて相続登記を完了させた後、買取してもらった事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 水戸市大塚町 種別 一戸建て
建物面積 170.17m² 土地面積 429.81m²
築年数 60年 成約価格 640万円
間取り 5LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

水戸市にお住まいの60代男性のK様は、亡くなられたお父様から相続した一戸建ての実家を保有しています。
K様は既に水戸市にある別のマンションに居住しているため、相続した実家を売却したいと考えていましたが、調査の結果、相続した実家が未登記であることが判明しました。

解決したいトラブル・課題

課題
未登記家屋のため、売却や法的な手続きが行えない。
未登記の理由や、手続きの進め方がわからないため、適切なアドバイスが欲しい。

K様は、登記のプロセスやどの専門家に依頼すべきかについて詳しく説明してくれる不動産会社を探すことにしました。

不動産会社の探し方・選び方

K様は、地元に詳しい不動産会社を探すことにしました。
地元に根ざした知識を持つ不動産会社であれば、スムーズな対応が期待できるためです。
実際に水戸市内にある不動産会社を数社訪れ、

  • 必要な専門家との連携をサポートしてくれる
  • 売却後のサポートや次のステップも説明してくれる

以上の2点に重きを置いて不動産会社を選びました。

K様の「トラブル・課題」の解決方法

未登記家屋の相続は決して珍しいものではありません。
K様は、相続した家屋がなぜ未登記になっているのか不思議に思われていたため、情報提供をしました。

1.なぜ未登記の状態になるのか

未登記家屋が発生する理由には、以下のような要因があります。

1.

建物の新築後に登記を忘れたまま放置された
K様の相続した家屋は、お父様が家を建てた時点で登記を忘れていた可能性が考えられます。
特に、ローンを組まず自己資金だけで家を建てた場合や、手続きの重要性を認識していない場合に、表題登記が見過ごされやすいです。

2.

古い家屋で、過去の法制度のもとで登記が必要でなかった
K様の家屋は60年ほど前に建築されましたが、当時の法制度では登記が必須ではありませんでした。
そのため、登記が行われず、そのままの状態が続いていた可能性が高いです。
しかし現在は、不動産は全て相続登記が義務化されています。

参照:水戸市「令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されました

3.

登記手続きの手間や費用を避けるために、意図的に登記されなかった
相続登記には様々な書類が必要であり、登録免許税などの費用もかかります。
登記の手続きの手間や費用をかけたくなかったために、登記が行われなかったケースも考えられます。

2.「結果」

手続きの方法ついてもお伝えしましたが、K様お一人では手続きに不安があるようでしたので、弊社で司法書士を紹介し、無事に登記が完了しました。

登記完了後、弊社の方で売却活動を進めましたが、築年数が古いこともあり、なかなか買い手が見つからなかったため、弊社で買取をさせていただく運びとなりました。

3.水戸市にお住まいのF様が、「相続した不動産が未登記家屋であったため、専門家に任せて相続登記を完了し売却した事例」

3.水戸市にお住まいのF様が、「相続した不動産が未登記家屋であったため、専門家に任せて相続登記を完了し売却した事例」

お客様の相談内容

売却物件 概要

所在地 水戸市酒門町 種別 一戸建て
建物面積 80.54m² 土地面積 230.55m²
築年数 54年 成約価格 580万円
間取り 5LDK その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

F様は、水戸市にお住まいの50代男性のお客様です。
お父様がお亡くなりになり、F様1人で相続することになりましたが、ご実家が未登記の状態であることが判明しました。
F様は家族とともに水戸市内の別の住居に住んでいるため、相続手続きを進め、最終的にはご実家の売却を検討しています。

解決したいトラブル・課題

課題
未登記の実家を売却したいが、手続きや費用感がわからない。

F様は不動産についてまったく知識がなく、不動産登記の手続き方法もどのくらい費用がかかるのかもわかりません。
相続登記をスムーズに進めるためのサポートが欲しかったので、まずは無料で相談できる不動産会社を探すことにしました。

不動産会社の探し方・選び方

F様の自宅や相続したご実家が水戸市内にあるため、地元に詳しい不動産会社に相談しようと決めました。
実際に水戸市内にある不動産会社を何社か訪れ、

  • 士業とのつながりがある
  • 気軽に相談できる雰囲気だった

この2点が決め手となり、相談する不動産会社を決めました。

F様の「トラブル・課題」の解決方法

未登記家屋の登記手続き方法について説明すると、F様より「手間がかかりそうなので、専門家に任せてしまいたいが、費用はどのくらいかかるのか」という質問があったので、お答えしました。

1.未登記家屋の登記に必要な費用について

未登記家屋を登記するには以下の費用が必要となります。

<未登記家屋の登記に必要な費用一覧>

登録免許税 家屋の固定資産税評価額の0.4%が課税されます。
F様の場合、家屋の評価額は約1,200万円なので、登録免許税は約4.8万円です。
土地家屋調査士の依頼費用 F様の場合、建物の図面や建築確認済証などを紛失されていたため、家屋の測量や図面作成などを土地家屋調査士に依頼する必要があります。依頼費用は建物にもよりますが約8万円です。
司法書士の依頼費用 登記の手続きを司法書士に依頼する場合の費用は約4〜10万円です。
書類取得費用 戸籍謄本、住民票など、必要書類の取得にかかる費用です。
F様の場合、約5,000円と考えられます。

F様は「そのくらいの費用であれば、専門家に全部任せてしまいたい」とのことだったので、弊社とつながりのある土地家屋調査士と司法書士を紹介することにしました。

2.未登記家屋の登記にかかる時間について

F様のケースでは、次のようなスケジュールで登記手続きを進めました。

<未登記家屋の登記にかかるおおよその時間目安>

必要書類の準備期間 必要書類の収集と準備に約2週間。
土地家屋調査士による調査・図面作成 建物の測量と図面作成に3週間。
司法書士による登記申請から完了までの期間 法務局への申請後、1週間で登記完了。

3.「結果」

F様は、専門家のサポートを受けてスムーズに未登記家屋の登記を完了させることができました。
相続登記が無事に終わった後、弊社で売却の手続きを進めた結果、4か月で買い手が見つかり、売却が成立しました。

専門家に依頼したことで、手間をかけずに相続登記から売却までできたF様は、非常に満足されていました。