那珂市額田南郷　土地150坪　建物23坪の平家　売却完了｜水戸市の不動産買取・不動産売却はコマツザキへ

那珂市額田南郷（ヌカダミナミゴウ）71-3　土地150坪　建物23坪の平家　15坪の倉庫付き、無事に取引が完了しました。

本物件は4/26に手付契約、6/末までに引渡しを予定。

売主さんは80代の女性、長らく1人で住んでいましたが、5月上頃、ひたちなか市に住む息子さん家族のもとに引っ越されました。

（倉庫含む）建物が未登記のため、表題登記を土地家屋調査士へ依頼。

ただ、築48年、新築時の所有者（夫）は18年前に亡くなっている。

売主さんに遺産分割協議書を探してもらいましたが、みつからない。

改めて（倉庫含む）建物の遺産分割協議書を作成するところからスタート。

それ以外に、測量・境界杭の明示、残置物の処分を終え、7/8残金決済を迎えることができました。

筑波銀行　那珂支店で取引関係者と振込手続きを待っている間、こんな話が出ました。

「額田は城跡や神社もあり、歴史あるところですよね」

「額田って広いですね。額田南郷・額田北郷・額田東郷まであるんだから」

「額田西郷だけないんですけど、なんでだろう？」

売主・買主・司法書士・買主側の仲介業者みな那珂市出身の方ですが、誰も知らないようです。

当然、私も理由は知りません。

23年半、水戸で不動産取引の仕事をしてますが、額田南郷の取引は初めて。

昨年12月、初めて売主宅で話を伺ったとき、その表情を思い出します。

46歳の時に思い切って車の免許を取り、77歳のときに返納した。

子育てや家事以外にも、近くに畑を借りて野菜を作ったり、忙しく暮らしていた。

ひたちなか市に住む息子家族のもとへ引っ越したら、孫2人の面倒を見たいと考えている。

顔や首、手にある深いシワは、人生の年輪を感じました。