ブログ・お知らせ
2023/02/28ハトマーク宅建協会水戸支部 令和4年度 第2回会員研修会
令和5年2月27日(月)午後1時、ホテルレイクビュー水戸。
公益社団法人 茨城県宅地建物取引業協会 水戸支部 令和4年度第2回会員研修会が行われました。
研修テーマ1は、水戸市における開発許可~法第34条第11号条例区域について~ 水戸市役所 建築指導課の職員の方が約30分、お話しをして下さいました。
市街化調整区域内の区域指定は、誰でも住宅など一定の建築行為が可能。
「エリア指定」と文言指定から昨年改正になった「指定区間」があり、経緯や理由を詳しく説明をして頂きました。
その他、市街化調整区域における「遊休宅地における専用住宅」も、条件が合えば、人の要件を問わず住宅建築や売買などができるということでした。
研修テーマ2は、「所有者不明土地問題に関する改正について」 みとみらい法律事務所の後藤弁護士が約1時間半、お話しをして下さいました。
来年2024年4月1日から施行される相続登記義務化に関係するもので、私たち不動産業者にとっても関わりの深い内容でした。
近年、空地・空家問題は社会的なものとなっています。
隣から枝木が越境してきている、屋根やブロック塀が倒れ掛かってきている。
なんとかしようと登記簿を閲覧し、所有者が判明しても、その所在が不明で連絡がつかないことは、よくあるケースです。
相続登記が義務ではなく、申請しなくても困らないから放置される。
相続が繰り返され、所有者がネズミ算式に増加し、その探索に多大な時間と費用が必要になる。
この度の改正は、過料が科されることもあり、発生を予防・利用の円滑化が見込まれる可能性が高くなるでしょう。
昨年9月2日(金)に行われた令和4年度第1回 会員研修会に引き続き、リアルでの会場開催。
配布されたレジュメを読むだけより、ライブ感・臨場感があり、内容がより理解しやすいと感じました。