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矛盾した現実

暑さが続いていますね。冷房が効いていたとしても、濃い味よりさっぱりしたものがいい。11時に水戸市米沢町の「ふるかわ」へ。

説明文にはムール貝・ホタテ・えび風味とある、「塩ラーメン」にする。細麺のため大盛りでちょうどいい。スープはあっさりとしているが、魚介の風味が漂い美味しい。飲み干せるほど雑味がまったくしない。

暑さが和らげば、鴨ネギつけ麺や新メニューを試してみたい。営業は10時~14時半まで・日曜定休、この流されない姿勢は好きですね。
From:小松﨑孝信

ここのところ連続して、市街地から離れた大きな土地の売却相談を受けている。水戸市隣接の茨城町小堤725坪の雑種地、奥谷1350坪の山林。

小堤725坪の雑種地は、地元企業が借受けて資材置き場として長年利用してきたが、近く地主さんに返還されるらしい。『今後は貸すのではなく、売りたいのですが…』

この物件は、茨城町役場南方に位置し、幅員10Mの県道(新規オープンしたセブンイレブンがある)から70M入った所にある。5Mの北道路に30M接している。周りはほぼ民家でとても静か。

都市計画は市街化調整区域だが、「区域指定」集落内のため昔から人が住んでおり、農家をやっている方が多い。親世帯・子世帯(孫世帯?)それぞれの家が建てられるほど敷地はみな広い。

ただ、行政としては集落環境を保全するため、住宅以外の用途の建築を認めていない。主な区分は第二種低層住居専用地域内に建築できるもの、高さ10M以内などの制限がある。

つまり、住宅系の建物(戸建て・アパート)なら誰でも建築ができる。建築主の出身要件は問われないので、地価が安い茨城町に水戸市在住の方、海なし県の方が住宅建築可能。東京の方は週末に田舎暮らしが実現できる?

茨城町の建築許可権者は茨城県、早速出向いて担当者に聞いてみる。

私『この土地に倉庫を建てることができますか?土建業・運送業等で需要があるのですが』

担当『市街化調整区域の区域指定第3集落内では、倉庫事務所は認められていません。住居系ならOKですよ』

私『茨城町の人口は3.2万人、水戸市よりならともかく、少子化の現代において地元の方が地元に住むのに新たな分譲地は求められていないのでは?』

私『これから土地を買ってアパートを新築し、事業として採算が合うと考える方がいるでしょうか?』

担当『...小規模な150㎡以下の店舗、喫茶店や美容室ならOKですよ』

私『県道沿いならともかく、70M入って目立たないから無理じゃないでしょうか?』

担当『あとは老人・福祉施設でしょうか?』

私『そればっかりですね』

免許と資格を持って不動産業に携わるものとしては、「不動産の調査や流通(売買・賃貸)の実務」に対し責任と覚悟がある。

しかし、市場の供給以上に需要を生み出すことはできません。すべてとは言わないが、それは民間ではなく政治や行政の役割でしょう。上手くいっていないのが現状ですが…

用途地域制度は、「良好な市街地環境の形成や、都市における住居、商業、工業など適正な配置による機能的な、、、」とある。

でも、規制をして秩序を求めてばかりでは、人口が少ない町村は過疎化がさらに進むばかりでしょう。店や会社といった商業が新たにできるから、人が流入する。

市街化調整区域では自然・農地を守ることが原則なのは理解できる。その裏で、地主さんたちは財産である土地の処分や活用が限られるので、草刈りなどの維持管理費用ばかりで困っている。

かわいそうですが、矛盾した残酷な現実です。

奥谷1350坪の山林、町道に接する間口が8Mしかない。奥行きは150M位あるので全体像がつかめない。樹木の伐採・伐根、整地をして更地にするコストは?

 

 

 

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