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病気が治るために一番大切なこと

C先生が手書きしたプリントの一部です。病気に関してこういった視点は持ってなかったので新たな発見でした。医師としての格や姿勢が伝わってきます。
From:小松﨑孝信

C先生の病院には、他院で症状がなかなか好転されない患者さんが数多く見えるそうです。

その方たちに共通しているのは、それが何の病気なのか、ハッキリと聞かされていないこと

自分でも今回よく思い返すと、『のどがかなりはれてますね』とか『鼻の奥が炎症をおこしてますね』など見た事実を言われてきただけだった。C先生に、あなたの病名は「ぜんそく」だと診断されたわけですが、意外にこの病気の危険性を知らない人が多いらしい。

私も知らなかったのですが、日本でも毎年2000人近くの方がぜんそく発作で命を落としているそうです。

ぜんそくは、肺への空気の通り道である気管支の粘膜が、アレルギーなどで炎症をおこし、粘膜の下の筋肉が収縮して、呼吸困難の発作(がんこな咳き込み)におそわれる病気です。

夜に起こり、夜明けとともに自然に改善し、日中は何ともないことから、医師の診察を受ける機会を逃してしまう。そのまま繰り返し長年にわたって放置すると、気管支の粘膜の腫れが固くなり狭くなってしまう。その状態は治療しても決して戻らず、息切れが慢性化するだけでなく、発作が治まりにくくなる。

つまり、症状がなくても、普段から粘膜の腫れを予防することが重要であると話されました。

C先生の話しを続けます。患者さんは、困っている体の不調を取り除いてもらいたい、病状がとれさえすればいいと考える。

医師にとって病気が治るために一番大切なことは、「何の病気であるか?」を診断すること

(画像参照) すべての病気には、病根という根があり、そこから葉にあたる病気の症状が出ている。その症状(葉の形や色)から、通常は土の中で見えない病根を医学の力で見つけ、雑草を根こそぎ引き抜くように病根を取り去り、病気を治していく。

病根を見つけずに、葉の症状だけをとって一時的に良くなったかのように見えても、病根が残っている限り、またすぐ葉に症状が出てきます。すなわち、病気は完治しないのです。ただ症状が取れれば良いと考え、やたらに市販の薬を飲んだり、病名もはっきりしないまま医師が処方した薬を飲み続けていると、葉(症状)だけが取れて、病根が何か分からなくなってしまい、病気がこじれて長引いてしまう。

野菜を育てている農家の方が、葉の形や色を見て、土の中の根がニンジンなのか大根なのかゴボウなのかを見分けるのと同じです。ありのままの症状(葉)を見ることが、正しい病根を見つけ、病気を完治させる一番大切なことだそうです。

病名が分からなければ、いつまでたっても患者さんの苦痛が取れないのは当然。もちろん、病気になってすぐには診断のつかないものもあるし、難しい病気であればあるほど一開業医では分からないこともある。

しかし、およそ80%の医師が病名を診断できていない現状を嘆かれていらっしゃいました。

今回不思議に思ったのは、ぜんそく治療(気管支の炎症を抑える)をしたら、鼻炎や花粉症がやわらいだことです。1週間、鼻炎の薬を飲んでいないのに。先生に伺ったところ、空気の通り道は、そもそも鼻~のど~気管支まで1本である。

刺激物に敏感になって鼻がつまるから、入り口である鼻の中の空気の通り道を広げるのでなく、奥にある気管支の炎症を防げばいい。結果、鼻の通り道が広がると。

「アレルギー性鼻炎」より、「アレルギー性気道炎」と言った方がしっくりくるとおっしゃっていました。

PS.「ジャック」、食欲旺盛です。『ちょっとちょうだい』無言の圧力がスゴイ。

 

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