
秋を彩る「笠間の菊まつり」。日本で最も古い菊の祭典で、今年で第112回となるそう。
実際に行ったことはありません。この写真は、茨城県庁隣の県議会入り口前に飾ってあったもの。広報なんでしょう。
開催期間は10/19~11/24。日本三大稲荷である笠間稲荷神社がメイン会場。艶やかな菊の花 約1万鉢が境内をはじめ市内をうめつくす。
また、会期中には、「神事流鏑馬」や「舞楽祭」などさまざまな催しがあるそう。水戸市隣接でありながら意外と知らないものですね。
From:小松﨑孝信
私は22歳になる前から新聞を毎朝読んでいる。当時は大学4年生だったから、就職活動の一環として当然という雰囲気。
20年以上の習慣のため、月に1度休刊日があると変な感じがする。ネットニュースはいまいち肌に合わない。
中学生の頃はスポーツ欄を欠かさず読んでいましたね。プロ野球の勝敗や順位、各選手の投手・打撃成績をチェックするのが好きでした。政治・経済欄はもちろん読んでません(笑)
新聞はサイズが大きいので、ページをめくっていけばタイトルがパッと目に映る。興味がある・ないに関わらず、手軽に視野が広がる。
無知だった20代は、新聞に書いてあることなら大事なことなのかもしれない?と思っていました。
直接関係がなくても、今現在起きていることを知らない、知ろうとしないことは大人としてどうなの?
ここ数年は、世の中の流れが早い分、以前より記事をじっくり読んでいる。
できるだけわかりやすい構成になっており、専門的な難しい言葉には解説がついている。何よりも文章のプロだけあって上手ですね。
だから、考えるものさしになる。関係のないことが組み合わさって、後でつながることもある。
朝日新聞朝刊のオピニオン&フォーラムで、「ハゲタカ」などの著作で知られる作家の真山仁さんが、高校生たちと意見交換をしていました。
高校生たちは、スマートフォンでネットニュースをサッと読んでいるのが現状。では、新聞に対する印象は?
『政府・業界などの圧力によって情報操作されているから、真実は報道されていない。人が書く記事は主観的になるから、正しい情報ではない。いっそAI(人工知能)に書いてもらえばいい。』
新聞離れが顕著に見られる昨今、ちょっと極端すぎない?トレーニングされた記者が取材して書いた文章が信用できないなら、何を信用するんでしょうね?
どれだけ頑張っても人間である以上、記者の主観は完全に排除できない。だから、複数の相手に取材をしてバランスを取り、可能な限り公正であろうとする。
多数派ではなく、少数派の意見があることも事実。それが現実になっているケースも多い。
時間が有限である以上、自分ができる経験や体験は限界がある。ほとんどのことを知らないのだから、新聞は貴重だ。
記事の内容を一方的に信じる必要はない。ある一部をあえて伝えていないこともあるし、誇張もあるから。
情報は常に発信者の意図がある。様々な関係者の思惑がある。そんなこと日常生活でもよくあることですよね?
新聞社としては、企業からの広告料は生命線なのだから、否定的な意見は出しにくいはず。
その上で、どう読み取るのかは読者次第。違和感や反感、拒絶反応が起きることもある。生きている前提条件や信じていることが人それぞれ違うから。
様々な視点を持ち、「常識」と信じられていることの矛盾やウソを見抜くような取材を日々積み上げていく。
情報を深く掘り下げて、その裏側にある別の深い意味や意図を明らかにしてくれる。
そんな新聞をこれからも読み続けていきたいし、期待したいですね。
明け方の暗いうちに、毎日配達してくれる方々に感謝です。