
焼き上げたカマンベールチーズがカルボナーラの上に乗っている。ナイフを入れると熟成したチーズがとろーり、風味もよく濃厚な味わいです。
このパスタを選んだのはなぜ? カルボナーラやチーズが好き、美味しそうだから。当たり前ですね。
今読んでる本によると、この意識や感覚に「なぜ?」を向け、きちんと言葉にしていくと、言語化能力が磨かれていくらしい。
メニューの写真写りがいいので刺激された。チーズは最近メディアによく取り上げられているので頭の隅に引っかかっている。チーズは体にいいと聞く、、、
ふだん無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、その瞬間を、意識を逃さず言葉にする。
大事なのは分かるけど、早く食べないと冷めてしまう(笑)
From:小松﨑孝信
感じること、想像することができれば、感情が動き実際に行動できる。
理性と感情で言えば、圧倒的に感情の方が強いと言われます。どんなにすばらしい事でも、感情が「嫌」だと思えば、行動できない。
人間は理屈ではなく、感情で動いている。
そもそも、人が理屈で動くのであれば、世の中にもめごとや意見の対立なんか生まれません。
事実、夫婦げんかは起きる。メンバー同士の仲間割れも起きる。極端な事を言えば、世界中にテロや内戦が常に起こっている。
それは、「感情」が動いているから。強い感情が起きたときは、すぐに行動している。
・これをやらないと本当にヤバい ・これをやれば今度こそイケる
こんなことがありました。31.32歳の頃、勤めていた会社の社員旅行でハワイへ行きました。
水戸市の自宅を出て、大洗神社で参拝。成田空港から飛行機に乗り、現地の宿泊先でチェックイン。
翌朝、レンタカーでゴルフ場へ向かっている途中に激痛が走った。
どこかって、両目が。真っ赤に充血して痛みで目が開かない…
理由は、コンタクトレンズを40数時間つけっぱなしだったから。
みんなが心配する中、タクシーを呼んで病院へ行き治療を受ける。
オアフ島ではなく、カウアイ島だったからかもしれないが、日本語が通じない。
看護師や医者から早口の英語でしゃべられ、よく聞き取れない。『Yes、OK』としか言えない(笑)
ウンザリするほど待ち時間が長い。大した治療をしたわけではないのに、外を見ると薄暗くなり始めている。
費用を15万円請求されてカードで支払う(日本に戻って手続き後、保険が適用されて全額戻ってきた)。
きつかったですね。せっかくのハワイ旅行が台無し…
同僚みんなが外出する中、外の光が眩しすぎてコンドミニアムで安静。
室内でひたすら目薬をさし続けるだけ。俺って何してるんだろ? さすがに自己嫌悪になりました。
仕事や本当に大事なことはそうではありませんが、自分だけのことになると適当なタイプなのかもしれません(笑)
おおざっぱ、なんとかなるだろうと思いやすい。痛い目にあって、その都度、反省する。
40数時間もコンタクトレンズを目につけっぱなしだったら、目に悪いだろ? 頭ではわかっていたはず。でも、外さなかった。
なぜ? 若さもあり、無知だった。甘く見ていた。『大丈夫、大丈夫!』
つまり、何も感じていない、感情に響いていなかったんでしょう。ぜんぜん、大丈夫じゃない。痛い目にあいました(笑)
自分の行動を変えたい時には、知識や理屈が素晴らしいというよりも、それによって感情が動いているかどうかが大切になるのでしょう。
「なぜ分からないんだ!」と言う状況をよく見かけると思いますが、
いや理屈では分かっています。でも、何かこう納得がいかないというか、しっくり来ないというか、、、
つまるところ「気持ち=感情」が同意してないという状況なわけです。
自分が話している事、伝えている事がどうでもいいとわけではない。
もっと重要なのは、相手が聞いてる事、感じた事なのかもしれません。
PS.『ジャック』、外の様子が気になる…